2009/09/07

Kronprinzen Brucke


Berlin, Spree川に架かる、小さな道路橋、クロンプリンゼン橋



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Relatively small for Calatrava, Kronprinzen Bridge is built over Berlin's Spree river.Before World War 2, there was a stone-made arched bridge, but it was demolished to avoid refugees from East to West.
After reunification of West and East Germany, aided EC's fund, new arched bridge is rebuilt with same silhouette.
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- Bridging "East" and "West" -

現在のドイツ首都:ベルリン。大戦後は東西に二分され、アメリカとソ連の冷戦の代理戦争の舞台であった。
このベルリンを流れるシュプレー川の本橋の場所にはかつては石造のアーチ橋がかかっていた。
しかしそのドイツ分裂時、本橋を渡っての東から西への「逃亡」を防ぐ目的でかつての橋は取り壊されてしまった。

その後の'90の劇的なドイツ統一により、ECの基金協力を得て、その統一を記念し、再び西と東を結ぶ橋が計画された。
新橋もかつてのそれと同じシルエットを持つアーチ橋である

- structure -

橋構造は、低ライズの、外側張り出しを持つアーチ橋(バランスドアーチ)。
橋面には大口径のパイプが走っており、これとアーチが協働して、全体としては、トラスの上、下弦材となったVierendeel Trussとして働く。
これにより、単なるアーチ構造よりも剛性、強度は高められ、そのアーチライズは小さくてすむ。

Veniceの歩道橋と類似の構造と言える

橋、路面はデッキプレートにコンクリートを打って作られており、
これを橋の短辺方向に渡る梁:クロスビームが支持している。
クロスビームはメインアーチ間をスパンするアーチとして働いている。




- buttress -

アーチは川面基礎から飛び出した三角形状のダイナミックなバットレスの頂点に乗っている。
バットレスはアーチの全荷重を受ける巨大な片持ち梁である。
このためバットレス基端には大きな曲げモーメントが生じ、構造的には不合理ともいえる。
だが、腕の先端で全荷重を受けるその形態はどことなく擬人的であり、非常に緊張感にあふれている。
そのバットレスは川面に浮いたカヌーのような形態のRC基礎に固定される。

バットレス横に見える茶色の格子は、川を航行する船のためのガードレール。

後ろに林立するタワークレーンは「大統領府」建設のもの。
2つのバットレスの間の位置に、路面にポコっと顔を出しているドームが
N.Fosterのライヒスターク。

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