イスラエル、エルサレムの橋。

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Calatrava's recently inaugurated Jerusalem's bridge, known as "Chord Bridge" carries tram railway. The bridge is a "Flagship Project" of Jerusalem's Light Rail Transportation system construction.
Located busy Jaffa street, the bridge act as "Entrance Gate to the City Jerusalem".
The bridge boasts white, single inclined pylon, high up 120m above, and bent at its mid point. It looks like abstract woman's body bending her back.
And another feature is twisted arrangement of suspension cables, which generate beautiful ,sweeping curve resembling huge harp.
The Architect says "I have built many bridges over the world, but I've never felt proud of like this ."
Aided by many structurally innovative ideas, I think this is a one of the most beautiful bridge of our time.

エルサレム市には現在トラム:いわゆる路面電車の敷設が計画されており、そのためのもの。
本橋はこのトラム計画の"flagship project"だ。
市の目抜き通り、Jaffa streetに建ち、エルサレムへの新しい"City Gate"となる

パッと見は斜張橋のようだが、実は写真のタワーの右側のケーブルは全て地上にアンカーされている。 よってcable stayed Bridge。
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タワーが途中で曲がっていることが一番の特徴。
どことなく抽象化した女性のシルエットを連想させる。
折れ曲がり:腰より上の方が短いように見えるが、
実際はパース(遠近)が効いているためで上と下はほとんど同じ長さ。
構造的には曲がる腰の所で前方にステイ:forestayで引っ張っているので
曲げモーメントも大きくは生じず、合理性は特に損なわれない。
計画当初のカラトラバのスケッチではタワーはまっすぐだった。
タワーを曲げたのは誰のアイデアだろう。。calatrava自身か事務所内の凄腕スタッフか。。
初めて見たとき、圧倒的な美しさ(とその構造的解決法)であっけに取られてしまった。
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project開始時に、打ち合せの席で、Jerusalemの市長はcalatravaにこう言ったそうだ。
「エルサレムは世界でも最も歴史のある都市のひとつだ。
だから私はここに最も美しい橋をつくらなければならないのだ。」
異論はあるかもしれないが、calatravaは見事にこれに応えたと言えるだろう。
なにせこのような橋は見たことがない。
「世界で一番」とは言い切れないかも知れないが、少なくとも
"one of the most beautiful":「世界で最も美しい橋のうちの1つ」
であることは間違いない。
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2つ目の特徴がcaltaravaのおハコ、ケーブルのinverted allignment:反転配置。これにより橋の個性を強力に決定付けている。
Sweeping line:流れるような曲線が見事。
特筆すべきはケーブル上端、タワーとの納まり。小さめのjointで、タワー側面ですっきりとコンパクトに納めている
タワー頂部のカットの仕方も抜かりない。
タワーは上半分が菱形断面、下半分は三角形断面。
ケーブルは菱形断面のコーナーをカットした面に留められている
このような断面のタワーも見たことがない。
考え抜かれた、ということだろう
ねじれたケーブルが見事な曲線を描く、ダイナミックな写真↑
立っている位置によってケーブルが刻々と表情を変えていくだろうから撮りがいのある、photogenicな被写体だろう。
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このinverted allignmentをやる場合、橋桁が直線だと、ねじれ面を描くケーブルが平面的に同一面になってしまうので互いにぶつかってしまう。
(正確に言うなら、タワーと橋軸が同一平面内にある場合。)
本橋は路面がカーブしているのでその心配はないが、calatravaは基本的には上記原則:橋桁がカーブの場合しか採用していない。
( reggio emillia の場合は逆にタワーの方がアーチ状にカーブしている)
ケーブル下端は桁から手すり状に立ち上げられた壁面のtopにアンカーされている。(桁を片面吊り)これにより、片面吊りのために桁が外に倒れようとするのを(少しだが)キャンセルさせる効果がある。 (吊点が上がることで桁重心と吊材の離れ:偏心距離が減る)
さらにこの壁の内側には歩行者用通路があり、先ほどの倒れ力を更にわずかキャンセルさせる。
副次的に歩行者のオーバーヘッドをかせぐ(ケーブルが歩行者のアタマに当たらないようにする)ことができる
片面吊りによる倒れは桁がカーブしていることから主にはリング効果(横倒しになったアーチアクション)で処理されていると思われる
3角形断面の手すりと橋桁がL形断面を構成。
手すりは桁を引き起こすレバーアームとして働く
詳しくいうと、桁の中央と最外端にも立ち上がりがあり、漢字の「山」あるいは横倒しの「E」の断面となっている
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橋桁のスパン180mに対しタワー120mはちょっと高すぎかもしれない。
街のシンボルタワーの役割も担っているとも言えるが。。。
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鉄骨制作会社:koor metalが制作した、チョーわかりやすい施工プロセスのvideo。↓
ナレーションによるとタワーの(溶接)板厚は250mmとのこと!
橋桁のユニットは30mで370ton! 12t/m!
橋は市民にはおおかた受け入れられたが、なにせ歴史の深い都市。「我々の町にあのようなモダンなものは合わない」と否定的な市民もいるとか。
ちなみには市民には”Bridge of String"(弦の橋)と呼ばれている
かわいらしい、お気に入りの写真。→
橋自体は'08.6月に完成。この後、トラム関係の工事が進み、供用はもう少し先。
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